今、免疫で注目を浴びている細胞があります。それは「NKT細胞」です。
NKT細胞はT細胞、B細胞、ナチュラルキラー細胞(NK細胞)に続く第4のリンパ球と呼ばれています。
NKT細胞は、先天的に備わっている「自然免疫系」と生後獲得していく「獲得免疫系」の両方を同時に活性化することにより、長期にわたり抗腫瘍効果を発揮する「長期免疫記憶」を誘導する中心的な働きをします。
そのため、がんや病原体感染に対する免疫治療における標的細胞の一つとして注目されています。NKT細胞は末梢血の白血球中の0.1~0.01%しか存在していません。普段は肝臓、骨髄、肺に集まっています。
このNKT細胞を免疫療法で活性化させるがん治療「RIKNKT®」を、当院で実施しております。
これは、活性化していないNKT細胞を人工的に活性化させることで、抗がん作用と同時に免疫のバランスを改善させる治療です。
患者様の血液から必要な細胞を取り出し加工してワクチンを作製するので、副作用のリスクが低く体に負担が低い治療です。
治療についてのご説明はお電話でも承っておりますので、ぜひ当院へご連絡ください。
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