コロナが流行してから、以前にも増して人混みでの咳ほどしづらいものはありませんね。
我慢しようとしてもなかなかできない咳。
一体どのような仕組みで咳が出ているのでしょうか。
まず、呼吸する際に働いている器官の気道は息を吸ったり吐いたりする空気の通り道です。
そこに間違って異物(水やごみなど)が入ってきたときに、その異物を外に吐き出すために反射的に起きる防御反応が咳です。
本来、咳は気道を守るために備わっている防御反応ですが色々な原因でこの反応が過剰に起きてしまうと長期間にわたって咳が止まらなくなったり、呼吸困難に陥ったりすることがあります。
普通の風邪は5日程で治ると言われています。
その際咳の症状があってもそのくらいの期間で自然と治っていくのです。
しかし中には、解熱したけれど咳だけが長引いて日常生活にも支障をきたすことがあります。
3週間以上続く場合は別の病気の可能性もあるので注意が必要です。
喘息、肺炎、肺がんなど特別な治療を要する場合があります。
みなさんも長引く咳にはご注意ください。
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